SMSってなに?メールとの違いを比較

SMSってなんのこと?どうやって使うの?メールとは何が違うの?と思われる方は多いのではないでしょうか?今回はSMSの概要とショートメールとの違い、利用する時の料金やメールとの違いについて解説したいと思います。

SMSとショートメールは同じサービス

SMSとは、ショートメッセージサービスの略称で、電話番号宛に短いメッセージを送受信できるサービスのことです。一度に送信できる文字数に制限はありますが、スマホや携帯電話会社が変わっても、携帯電話番号が一緒なら引き継ぎ手続きなしで利用できます。

宛先が電話番号のため、メールアドレスが分からない時でもメッセージを送信することができます。SMS以外にもショートメールと呼ばれるメールサービスがありますが、実はdocomoのSMSの名称が「ショートメール」というもので、実際はSMSとショートメールは同じものです。

SMSは国際規格のため、電話番号を知っていれば世界中の携帯電話でメッセージのやり取りをすることもできます。海外に送る際の金額は電話回線を使うため国際電話になり金額が高くなるため注意しましょう。

SMSとメールとの違い

SMSとメールとの違いは以下の通りになります。

項目 SMS メール
通信回線 電話回線での通信 データ通信
宛先 電話番号 メールアドレス
文字数 制限あり 制限なし
ファイル添付 できない できる
導入 標準搭載機能 ログインもしくはアプリのインストールが必要
料金 3~30円(国内) 通信料のみ
フィーチャーフォン対応 対応している 対応している

SMSとメールの大きな違いは、制限があるかないかではないでしょうか。SMSは文字数制限がある他、画像やファイルなどの添付はできません。しかし、メールだと文字数制限はなく、画像などのファイル添付ができます。

ただ、SMSは最初から搭載されている機能で、電話番号のみで利用できるためメールのようにメールアドレスを設定する必要がありません。また「メッセージ」や「ショートメール」という形で最初からスマートフォンに搭載されているので初期設定やアプリのインストールがいらないのも特徴です。

SMSの利用は初期設定がほとんど必要なく、感覚的に送信できることから簡単にできます。メールアドレスでは文字数の組み合わせや長短があることからやり取りをする際に間違いやすかったりしますが、SMSは電話番号の数字のみなので確実に届くことが多いです。そのため、緊急連絡や重要な内容を端的に素早くする時に利用されることが多いようです。