初心者でも安心のGrokの操作マニュアルを紹介
Grokという名前を聞いたことがあるが、どのように使えばいいのかわからないという人もいるかもしれません。この記事では、Grokの登録方法や質問の仕方などについて紹介します。はじめてGrokを使う方はぜひ参考にしてください。
Grokの登録方法
Grokを利用するためには、基本的にX(旧Twitter)のアカウントを持っている必要があります。すでにアカウントを取得している方は、そのアカウントを使用し、持っていない方はXアカウントを作成してください。
- Xの公式サイトにアクセス
- アカウント作成を選択
- 名前や電話番号、生年月日、メールアドレスなど必要な情報を入力
- アカウントの作成が完了
Xアカウントを作成したら、Xにログインし、画面左側のメニューにある「Grok」を選択して利用します。また、Grokはスマートフォン用のアプリも提供されています。2025年6月時点の調査では、App StoreとGoogle Playのどちらでもインストールが可能です。アプリをインストールしたらログインしますが、ログイン方法は以下の3種類があります。
- Xアカウントでログイン
- Googleでログイン
- Appleでログイン
選択した方法でログインを行い、ログインが完了すると、Grokとのチャットが開始できます。
Grokで質問をする方法
GrokではAIとチャットでやりとりを行い、指示を出すことで回答を得ます。質問する方法は簡単です。Grokを開き、ホーム画面中央の検索欄に調べたいことを入力して送信します。すると、AIが内容の答えを考えて、検索結果を表示してくれます。望んでいる答えをAIに出してもらうには、いくつかのコツがあります。
- 質問の前に前提条件を提示する
- 参照するサイトのURLなどを提示する
- 回答に具体的な制約を設ける
質問の前に「あなたはプロの編集者です」などのように、前提条件を提示すると、AIはその条件を前提として思考を開始し、結果を提示してくれます。参照するサイトのURLなどを提示すると、より正確な回答を得られやすくなります。たとえば、行政や企業の公式サイトのURLなどです。正確な情報を得たい場合は、URLを提示し、そのサイトに記載されていることから回答をするように指示してみてください。また回答に具体的な制約を設けることも有効です。
- 箇条書きで3つ提示してください
- 見出しや目次も提示してください
- 200文字で説明してください
上記のように具体的な制約があれば、より求めている回答を得やすくなります。ブログや社内会議の記録など、どのような形で活用するのか明確であれば、具体的な制約を設けてすぐに利用できる形で出力してもらうのが便利です。
Grokで質問をするときの注意点
Grokは質問したことに迅速に回答してくれますが、注意点もあります。それは、Grokの回答すべてが正しいわけではないということです。他のAIにおいても同じですが、AIの回答の中には間違いも含まれます。与えられた情報に間違いがないかは必ず確かめてください。間違えた情報を活用すれば、ミスや損害につながります。