ドメインの種類とは?

ホームページ開設にあたって“ドメイン”を取得しようと考えている人もいるのではないでしょうか。ただ、ドメインと一言で言っても、いろいろな種類や決まりが存在します。ドメインにはどんなものがあるのか、詳しく見ていきましょう!

一般トップレベルドメイン

トップレベルドメインとは、ドメイン名の中の“.(ドット)”から右の文字を指します。例えば“○○○.com”であれば、“.com”がトップレベルドメインとなります。一般的なトップレベルドメインは分野別に指定されるドメインで、国や地域などに制限なく誰でも取得することができます。主に企業や情報サイト、ビジネスに利用されるサイトを対象につけられます。

カントリーコードトップレベルドメイン

国や地域で管理しているトップレベルドメインです。日本であれば“.jp”がそれに当たります。“.jp”は日本に在籍している人のみが取得できるドメインです。このトップレベルドメインはさらに3つの種類に分けられます。

・汎用(はんよう)JPドメイン
“.jp”のことを汎用ドメインと呼びます。2001年から登録が開始され、登録数の制限がないのが特徴です。

・属性型JPドメイン
“.ne.jp”や“.co.jp”などのことで、会社などの企業ではないと登録できません。一組織につき1ドメインという決まりがあります。

・都道府県型JPドメイン
“.osaka.jp”のように、都道府県名が入ったドメインです。個人でも企業でも登録可能ですが、登録数は1ドメインまでとなっています。

ドメインはどのように使われる?

コンピュータには、それぞれ決められた認識番号(IPアドレス)が振られています。“345.187.2…”など、数字とピリオドが並べられた番号です。ですがホームページを検索する際に、この長い番号を検索するのは大変ですよね。そこでつくられたのがドメインなのです。そして、そのドメインを管理しているのが“DNS(ドメインネームシステム)”。検索する際、ドメインをIPアドレスに変換してくれるシステムです。ドメインとDNSがあるおかげで、検索も、ホームページの運用もスムーズに行うことができるようになっています。