クレジットカードのおすすめを用途別に比較!種類・審査・還元率・作り方まで徹底解説

用途別におすすめのクレジットカードを比較

おすすめのクレジットカードは、普段利用する店舗やサービスによって変わります。基本還元率が高いカードでも、貯まったポイントを使いにくければメリットを十分に生かせません。一方、通常の還元率が低めでも、よく利用するコンビニ、飲食店、スーパーなどで還元率が上がるカードは、年間を通してポイントを貯めやすい可能性があります。

ここでは、年会費、ポイント還元率、よく利用するサービスなどを基準に、用途別の候補を紹介します。掲載順はカードの優劣や審査難易度を示すランキングではありません。サービス内容や対象店舗、ポイント付与条件は変更される場合があるため、申し込み前にカード会社の公式情報も確認してください。

主な用途 候補となるカード 年会費 主な特徴
楽天市場や楽天サービス 楽天カード 永年無料 通常利用は100円につき1ポイント。楽天ポイントを楽天市場や街の対象店舗などで利用しやすい
コンビニ・飲食店 三井住友カード(NL) 永年無料 対象のコンビニ・飲食店で、スマートフォンのタッチ決済などを利用すると7%相当のポイント還元
スーパー・コンビニ・飲食店 三菱UFJカード 永年無料 対象店舗では7%相当、所定の条件達成で最大20%相当のポイント還元
39歳以下・ネットショッピング JCB カード W 永年無料 39歳まで申し込み可能。通常のJCBカードよりポイントが貯まりやすい
PayPayをよく利用する PayPayカード 永年無料 基本付与率は1%。PayPayステップの条件達成で最大1.5%となる場合がある
dポイントを貯めたい dカード 永年無料 通常の買い物は100円につき1ポイント。dポイント加盟店や特約店でも活用しやすい
早くカードを受け取りたい エポスカード 永年無料 所定の審査完了後、対象となるカードセンターで最短即日に受け取れる場合がある

還元率は、ポイントを1ポイント何円相当で利用するかによって変わる場合があります。また、税金、公共料金、電子マネーへのチャージ、金券購入などは、通常のポイント付与率とは異なることがあります。

楽天市場や楽天ポイントを利用する人には楽天カード

楽天カードは、年会費が永年無料で、通常のカード利用では100円につき1ポイントの楽天ポイントが付与されるカードです。基本のポイント還元率は1%となっており、日常の買い物を幅広くまとめやすい特徴があります。

楽天市場では、楽天カードを利用することによるSPUのポイント特典があります。楽天市場、楽天トラベル、楽天モバイルなど、楽天グループのサービスを複数利用している場合は、ポイントを貯める場所と使う場所をまとめやすいでしょう。

ただし、公共料金など一部の支払いは、通常の買い物とポイント付与率が異なります。楽天市場のキャンペーンについても、エントリー、購入日、購入店舗数、ポイント上限などの条件確認が必要です。

コンビニや飲食店を利用する人には三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は、カード券面にカード番号などが表示されていないナンバーレス型のクレジットカードです。年会費は永年無料で、通常は利用金額200円につき1ポイントのVポイントが付与されます。

対象となるコンビニや飲食店で、スマートフォンのタッチ決済または対象のモバイルオーダーを利用すると、7%相当のポイント還元を受けられます。対象店舗を日常的に利用する場合は、基本還元率だけで比較するよりもポイントを貯めやすい可能性があります。

プラスチックカードの差し込み決済やカード本体のタッチ決済など、支払方法によっては7%還元の対象外です。商業施設内の一部店舗なども対象外となる場合があるため、対象店舗と支払方法を確認しましょう。

スーパーや外食で使う人には三菱UFJカード

三菱UFJカードは年会費が永年無料で、対象となるスーパー、コンビニ、飲食店などで7%相当のグローバルポイントが還元されるカードです。

対象店舗には、コンビニや飲食店だけでなく、一部のスーパーマーケットなども含まれています。普段利用するスーパーが対象になっている場合は、食費や日用品の支払いでポイントを貯めやすい可能性があります。

さらに、カード会社が定めるポイントアップ条件を達成すると、対象店舗での還元率が最大20%相当まで上がる場合があります。ただし、最大20%相当は、カードを持っているだけで無条件に適用される還元率ではありません。

エントリーや対象サービスの利用、利用金額の上限など、複数の条件が設けられています。自分が達成できる条件を確認したうえで、実際に適用される還元率を計算することが重要です。

39歳以下で長く使えるカードを作りたい人にはJCB カード W

JCB カード Wは、18歳以上39歳以下の人が申し込める年会費永年無料のクレジットカードです。高校生は申し込めませんが、39歳までに入会すれば、40歳以降も年会費無料のまま継続できます。

通常のJCBカードよりポイントが2倍貯まり、ポイント還元率の目安は1%です。JCBのポイント優待店やポイントモールでは、店舗やサービスごとにポイント倍率が上がる場合があります。

ポイントの価値は交換先によって異なります。また、申し込み年齢に上限があるため、40歳以上になってから新規で申し込むことはできません。

PayPayを日常的に使う人にはPayPayカード

PayPayカードは年会費が永年無料で、基本付与率が1%のクレジットカードです。PayPayアプリに登録することで、事前に残高へチャージせず、PayPayクレジットを利用して後払いで決済できます。

PayPayアプリへのカード登録や本人確認を行い、毎月の利用条件を達成した場合は、PayPayステップによって最大1.5%のPayPayポイントが付与される場合があります。

PayPayポイントは200円ごとに計算されます。また、公共料金や税金、一部の通信料金、残高へのチャージなどは、基本付与率が異なったり、ポイント付与の対象外になったりする場合があります。

ドコモやdポイント加盟店を利用する人にはdカード

dカードは年会費が永年無料で、通常の買い物では100円につき1ポイントのdポイントが付与されます。dポイント加盟店ではカードを提示してポイントを貯められるほか、dカード特約店では通常の決済ポイントに加えて特約店ポイントが付く場合があります。

ドコモの携帯電話を利用していない人でも申し込めます。コンビニ、ドラッグストア、飲食店など、dポイントを利用できる店舗が生活圏内に多い場合は、ポイントを使いやすいカードといえるでしょう。

キャッシング、年会費、一部の電子マネーチャージなどはポイント付与の対象外です。公共料金や税金など、利用先によってポイント付与率が異なる場合もあります。

早くカードを受け取りたい人にはエポスカード

エポスカードは入会金・年会費が永年無料で、オンラインから申し込み、所定の審査が完了すると、対象となるエポスカードセンターで最短即日に受け取れる場合があります。

飲食店、レジャー施設、カラオケ、レンタカーなどの優待が用意されていることも特徴です。基本還元率だけでなく、普段利用する店舗に対象となる優待があるかを確認すると、カードの価値を判断しやすくなります。

最短即日発行は、申し込み時間、審査状況、受取店舗の営業時間、申し込むカードの種類などによって利用できない場合があります。すべての申込者が申し込み当日に受け取れるという意味ではありません。

用途別のクレジットカードを選ぶときの注意点

人気のあるクレジットカードや高還元率のカードでも、利用条件が生活スタイルに合わなければ、期待したほどポイントを受け取れないことがあります。申し込み前には、次の項目を比較しましょう。

  • 年会費が無条件で無料か、利用条件付きで無料か
  • 通常のポイント還元率はいくらか
  • よく利用する店舗がポイントアップの対象か
  • 最大還元率を受けるために必要な条件は何か
  • ポイント付与の上限が設けられているか
  • 貯まったポイントを普段利用する店舗で使えるか
  • 公共料金や税金も通常還元率の対象になるか
  • 家族カードやETCカードに年会費がかかるか

「最大還元率」ではなく年間で受け取れるポイントを考える

最大20%還元などの数字が大きいカードでも、適用される店舗や利用金額に上限があれば、すべての支払いで20%相当が還元されるわけではありません。

例えば、対象店舗で月1万円を利用する場合は、対象店舗で受け取れるポイントと、それ以外の支払いで受け取れるポイントを分けて計算すると比較しやすくなります。条件達成のために不要な有料サービスを契約すると、受け取るポイント以上の費用がかかる可能性もあります。

メインカードとサブカードを使い分ける方法もある

1枚のカードですべての店舗において高い還元率を得ることは難しいため、基本還元率が高いカードをメインにし、特定のスーパーや飲食店で還元率が上がるカードをサブとして使う方法もあります。

ただし、カードの枚数が増えると、支払日、利用明細、暗証番号、ポイント期限などの管理が複雑になります。利用目的が重複するカードを何枚も作るのではなく、それぞれの役割が明確なカードに絞ることが大切です。

クレジットカードの作り方と申し込みから発行までの流れ

クレジットカードは、カード会社の公式サイトや店頭、郵送などから申し込めます。オンライン申し込みが主流になっていますが、申し込み方法にかかわらず本人確認と審査が行われます。

申し込みから利用開始までの基本的な手順

  1. 年会費や還元率などを比較してカードを選ぶ
  2. 氏名、住所、勤務先、年収などを申告する
  3. 本人確認書類を提出する
  4. カード会社による審査を受ける
  5. カードを郵送またはデジタル形式で受け取る
  6. 支払口座や会員サイトを設定する

本人確認では、氏名、住所、生年月日などが確認されます。申し込み内容と本人確認書類の情報が異なると、確認に時間がかかったり、カードが発行されなかったりする可能性があります。勤務先や年収を含め、事実に基づいて正確に入力してください。

「審査が甘いクレジットカード」はある?審査難易度の考え方

クレジットカード会社の審査基準は各社が独自に設定しており、詳細は一般に公開されていません。そのため、「必ず通る」「審査が甘い」と断定できるクレジットカードはありません。

審査では申込情報や支払能力などが確認される

一般的には、申込者が申告した情報に加え、収入、現在のクレジット債務、これまでの支払状況などを踏まえて総合的に判断されます。カード会社は、信用情報機関に登録された契約内容や支払状況などを審査に利用する場合があります。

同じ年収や職業であっても、カード会社、希望する利用可能枠、過去の利用状況などによって審査結果が異なる可能性があります。他人の審査結果だけで、自分も発行されると判断することはできません。

審査を受ける際に確認したいこと

  • 申し込み内容に誤りや虚偽がないか
  • 引っ越し後の住所や勤務先が最新の情報になっているか
  • クレジット契約に支払遅れがないか
  • 希望するキャッシング枠が本当に必要か
  • 毎月の支払いを無理なく続けられるか

審査に通る方法をうたう不確かな情報に従い、年収や勤務先を偽ることは避けてください。本人確認に必要な事項を偽った場合、審査上の問題だけでなく、契約違反につながる可能性があります。

クレジットカードの発行スピードはどれくらい?

発行までの日数はカードによって異なります。審査完了後すぐにアプリ上でカード番号が発行されるデジタルカードもあれば、カード本体が郵送されるまで一定の日数が必要なものもあります。

発行が遅くなる可能性があるケース

  • 申し込み内容と本人確認書類の内容が一致しない
  • 本人確認や勤務先情報の追加確認が必要になった
  • 申し込みが集中する時期だった
  • 金融機関口座の設定が完了していない
  • 郵送物を受け取れなかった

「最短発行」という表示は、すべての申込者に同じ時間で発行されることを保証するものではありません。急ぎの場合は、デジタルカードの有無、審査受付時間、店頭受取の可否、カード本体が届く時期を確認しましょう。

カードを作った後も、利用限度額や有効期限、暗証番号を適切に管理する必要があります。さらに、キャッシング枠とショッピング枠の現金化には大きな違いがあります。その注意点を次のページで確認しましょう。