学生・初めて・20代・30代に合うクレカの選び方

若い年代では、高額な年会費や豪華な特典よりも、支出管理のしやすさや維持費の低さが重要です。将来使わなくなった場合でも負担になりにくいカードから始めると、無理なく利用実績を積み重ねられます。

学生には年会費無料と利用通知を優先

クレジットカードは一般的に18歳から申し込めますが、高校生は対象外となるカードが多くあります。申込可能年齢や学生向け条件はカードごとに異なります。

学生が初めて持つ場合は、次の機能を確認しましょう。

  • 本カードの年会費が永年無料
  • 利用直後にスマートフォンへ通知が届く
  • アプリで利用金額と支払日を確認できる
  • 利用可能枠を必要以上に大きくしなくて済む
  • 一括払いを基本に設定できる

学生専用ライフカードのように、在学中の海外ショッピングで特典を受けられるカードもあります。ただし、キャッシュバックには事前エントリーや年間上限などの条件があります。

初めてのクレカは1枚から始める

複数枚を同時に持つと、利用額や支払日を把握しにくくなることがあります。初めての場合は、日常の支払いに使うメインカードを1枚決め、毎月の請求額を問題なく管理できるようになってからサブカードを検討すると安心です。

初期設定の段階で、リボ払いや分割払いではなく1回払いを基本にしているか確認しましょう。リボ払いは毎月の支払額を一定にしやすい一方、残高に応じて手数料が発生するため、支払期間が長期化することがあります。

20代・30代は今後の生活変化も考える

20代・30代では、就職、転職、結婚、引っ越し、旅行などによってカードの使い方が変わりやすくなります。特定店舗の還元率だけでなく、公共料金、ネット通販、旅行予約、スマホ決済でも使いやすいか確認しましょう。

39歳まで申し込めるJCBカード Wのように、年齢制限のあるカードは対象年齢のうちに検討する方法もあります。39歳までに入会すれば、40歳以降も年会費無料で継続できると案内されています。

女性向けカードは性別より特典内容で判断

女性向けのデザインや優待を備えたカードもありますが、すべての女性に同じカードが向いているわけではありません。コスメ、旅行、保険、飲食店などの特典を利用する予定がなければ、通常カードのほうが使いやすいこともあります。

JCBカード W plus Lは、JCBカード Wの基本機能に加え、会員向けの優待や保険サポートを用意しています。ただし、保険商品は任意加入で保険料が発生するものもあるため、無料付帯と誤解しないようにしましょう。

Amazon・JCB・留学・韓国旅行で選ぶおすすめカード

特定の通販サイトや海外で利用する場合は、基本還元率だけでなく、国際ブランド、海外事務手数料、旅行保険、緊急時の連絡方法まで確認する必要があります。

Amazonをよく使うならAmazon Mastercard

Amazon Mastercardは年会費永年無料で、Amazon.co.jpでの利用時は、Amazonプライム会員が2%、プライム会員以外が1.5%のAmazonポイント還元となります。Amazon.co.jp以外での利用は原則1%です。

貯まったポイントがAmazonアカウントへ自動的に加算されるため、ポイント交換の手間を減らしたい場合にも使いやすいカードです。

一方、Amazonの利用額が少なく、楽天市場や街の店舗を中心に使う場合は、別のカードのほうがポイントを活用しやすい可能性があります。直近6か月程度の通販履歴を確認すると判断しやすくなります。

JCBのおすすめクレカは年齢と目的で選ぶ

39歳以下でポイントを重視する場合はJCBカード W、各種優待を重視する場合はJCBカード Sなどが候補になります。

JCBは日本発の国際ブランドで、国内だけでなく、ハワイ、グアム、韓国、台湾など海外でも利用できます。ただし、利用できる店舗は国や地域、店舗によって異なるため、海外ではVisaやMastercardなど異なるブランドのカードも用意すると安心です。

留学や韓国旅行では異なるブランドを2枚用意

Visaは200以上、Mastercardは210を超える国や地域で利用できると各ブランドが案内しています。海外用のメインカードはVisaまたはMastercardから選び、予備として別ブランド・別発行会社のカードを用意する方法があります。

同じ発行会社のカードだけを持っていると、システム障害やセキュリティ上の利用停止が発生した際に、両方とも使えなくなる可能性があります。ブランドだけでなく発行会社も分けておくと、予備カードとして機能しやすくなります。

留学や韓国旅行に持っていくカードでは、次の項目を確認しましょう。

  • 国際ブランドと現地での加盟店状況
  • 海外利用時の事務手数料
  • 海外旅行傷害保険の補償額
  • 保険が自動付帯か利用付帯か
  • 疾病治療費や携行品損害が補償されるか
  • 紛失・盗難時の海外連絡先
  • カード利用通知と利用停止機能

カード付帯保険だけでは、留学期間や治療内容を十分にカバーできないことがあります。長期留学では、滞在期間に対応した海外旅行保険や留学保険も比較しましょう。

海外では支払い通貨の表示にも注意

海外店舗やオンライン決済では、日本円と現地通貨のどちらで支払うか選択を求められる場合があります。日本円建てを選ぶと、店舗側が設定した換算レートが適用されることがあるため、為替レートや手数料の表示を確認してから決済しましょう。

還元率の高いカードを持っていても、年会費の条件を満たすために不要な買い物をすると節約にはなりません。次のページでは、クレカ修行や審査、現金化で失敗しないための重要な注意点を解説します。